お知らせ
シンポジウム「適格消費者団体の活動の成果と意義」を開催しました
2017年11月8日(水)定時総会終了後に、適格消費者団体の日頃の活動を知ることで消費者団体訴訟制度への理解を広げる機会として、シンポジウムを開催しました。
消費者機構日本・谷合周三氏からは「建築請負契約の是正の取り組み」、京都消費者契約ネットワーク・長野浩三氏からは「サン・クロレラ訴訟の意義」、消費者被害防止ネットワーク東海・伊藤陽児氏からは「ジャニーズ事務所会員規約の変更申し入れ」について報告をいただきました。消費者団体訴訟制度が大きな成果を挙げていることを共有できたことに加え、適格消費者団体で差止請求関係の実務を担当する皆さんから、活動を進める上での課題や日頃の悩み等を直接お聞きするよい機会となりました。
私たち消費者の身近にたくさんある不当な契約条項の是正に、ほぼ手弁当で尽力している適格消費者団体の活動を知れば知るほど、寄付金獲得へ力を尽くさなくてはと関係者一同決意を新たにいたしました。こうした適格消費者団体の活動と成果を広く社会へ広報し、それを支える消費者スマイル基金への理解も広げていきたいと思います。